昨年末にT様よりメールにて以下のお問い合わせをいただきました。”駐車場のブロック塀にぶつけてしまい、左フロントドアに大きな傷と凹みが出来てしまいました。他店様に見積もりして頂いた所、ドア交換で40万円程かかるとのことでした。もう少しお安く直すことは可能でしょうか”との内容でした。※添付いただいた画像をそのまま使用させていただきました。
ブランド力のあるお車であること、損傷によるドアパネルの歪みが強いことから、ヘコミを叩いて直す鈑金ではなく他店様同様、フロントドアの交換をお勧めいたしました。しかし新品パーツへの交換の概算は他店様と同様に40万円程度かかることや、費用はなるべく抑えて修理をご希望でしたのでリサイクルパーツでの交換をご提案させていただきました。
リサイクルパーツを検索します。全国ネットで検索をし、色違いですが在庫がありました。T様へ再度ご連絡をさせていただき、ご検討いただきました。”素晴らしいご提案ありがとうございます”とのお言葉とともに、ご用命をいただきました。
T様、昨年末のお問い合わせから、画像の添付など、お手数をお掛けしました。丁寧なご対応に感謝いたします。
リサイクルパーツの入荷と合わせてお車がご入庫いたしました。T様、この度のご用命、ありがとうございます。早速作業に入ります。ドアミラーを外します。リサイクルパーツを仮付けし、隣り合うパネルとの兼ね合いを確認します。リサイクルパーツのキズやヘコミはその他のキズなどど一緒に板金で作業を進めていきます。
スリキズに対しては塗装面をリセットし、パテをつけます。ヘコミに対しては引き出し作業をし、パテをつけます。お車のデザインであるプレスライン上にキズがあるので不自然な仕上がりにならないようラインを復元させ、パテが乾いたら余分なパテを研ぎます。
板金作業した箇所に塗装前のサフェーサー(黄色の丸で囲ったグレーの部分)を吹き付けます。サフェーサーにはこの後に吹き付けるボディ色の食いつきを良くする働きなどがあります。同時に色合わせも進めていきます。緑色の丸で囲ったリサイクルパーツの小さなキズとヘコミに対しても塗装前の下地処理をしていきます。
リサイクルパーツを取り付け、外したドアミラーやドアバイザーなどを取り付けます。ドアミラー、パワーウィンドウ、ドアロックなど、それぞれの動作確認をし組み付け作業完了となります。
最終的な仕上がりの確認をし、洗車をしてご納車となります。T様、この度のご用命ありがとうございました。実費修理費用:231,000円(税込み)
お車をぶつけてしまった時、修理代はどれくらいかかるんだろう…と、不安になりますよね。当店ではお客様のご要望に沿ったご提案を心がけております。今回のT様の作業事例のように、リサイクルパーツを使用することで修理代金を抑えることが可能となります。また、資源の有効利用でCO²の削減にも貢献できますね。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
ご納車時に、焼き菓子の詰め合わせをいただきました。3時のお茶の時間にスタッフでいただきます。
昨年末のお問い合わせから、その都度丁寧にご対応いただきまして、まさに、ジェントルマン!心から感謝申し上げます。何もないことをお祈りしておりますが、困りごとなどございましたらいつでもお問い合わせください。
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