足立区のS様より、レクサス・HS250のご入庫です。左の前のドアと後ろのドア、クォーターパネルの損傷です。
保険対応で作業いたします。保険対応の修理に関しては、お客様のお車が当社へ入庫の旨、保険会社様へご連絡をお願いいたします。
ご入庫後は当社フロントが保険会社様とのお打合せから協定まで一括して賜り、お客様自身、保険会社様とのご面倒なやりとりはご不要となります。※作業完了、納車後は保険会社様より確認のご連絡がありますのでご対応お願いいたします。
左の前のドアと後ろのドアと、黄色で囲んだ"クォーターパネル"を新品のパネルに交換します。
左のフロントドアとリヤドアを外し、後ろのガラスを外します。ガラスの作業に関しては生駒硝子様に作業していただきました。
クォーターパネルなどの広い範囲のパネルの交換はパネル同士が重なり合う溶接箇所(黄色で囲んだ部分⦅点々と⦆)を一点一点剥がしていく作業と、新品パネルに合わせてボディをカットする作業があります。ダメージを受けていないパネルの途中をカットしていきます。
プレスされた状態の新品パネルです。新品パネルはこのようにプレスされた状態で入荷します。これから溶接する箇所の下処理をし、ボディにのせ溶接をします。
カットした部分を溶接しました。パネル同士、カットした接合部分にはアーク溶接、パネルが重なる箇所はスポット溶接をしていきます。
アーク溶接のデコボコした部分を平らにし、パテをつけて乾いたら余分なパテを研ぎます。
塗装作業の際には外しますが、前のドアと後ろのドア、ともに新品を仮付けし隣り合うパネルとのチリ(隙間)を確認し塗装スタッフへ作業を引き継ぎます。
板金スタッフが溶接をした箇所にサフェーサーを吹き、交換する新品パネル全てをスムージングし、色合わせをした色をブース内で吹き付けていきます。
色合わせをした色をスプレーガンでパネルに吹き付けていきます。一度の吹き付けで作業を完結させるのではなく、スプレーガンから噴射される色の量を調整しながら何度かに分けて吹き付け、色むらのないよう仕上げていきます。
吹き付け作業が終わったらブース内でしっかりと乾燥させ、磨き作業に入ります。磨き作業が終わったら板金スタッフへ作業を引き継ぎます。
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