足立区のI様より、トヨタ、エスティマのご入庫です。慣れているはずの場所で左スライドドアを損傷してしまった様です。お怪我はなかったとのことで一安心いたしました。
出費はなるべくおさえて修理をご希望されておりましたので、左スライドドアの交換をリサイクルパーツでご提案させて頂きました。事前にお見積りさせていただき今回のご入庫となりました。
左のスライドドアはリサイクルパーツで交換いたします。
クォーターに関しては、錆びとヘコミがあるので引き出し作業を含んだ板金で作業を進めていきます。
作業の妨げになるパーツを取り外し、クォーター部分の錆びを落とします。
ヘコミの部分を本来のボディラインまで近づける為、溶接チップで引き出し作業をします。
引き出し作業が終わったら、パテを薄く塗ります。パテが乾いたら余分なパテを研ぎ、塗装スタッフへ作業を引き継ぎます。
左のスライドドアを取り付けました。クォーターの新品パーツのマッドガードも取り付け、塗装作業に入る前に板金をしたクォーター部分とスライドドアとの仕上がりをイメージします。
リサイクルパーツは補修などはせず、このまま取り付けられそうです。
リサイクルパーツには今回の事例のように、補修の必要がなくそのまま取り付けられるものと、キズ、ヘコミのあるもの。また、色違いといったように様々なリサイクルパーツがあり、その都度、補修の有無、作業内容も変わってきますが今回のリサイクルパーツはとても美品でした。
下処理のサフェーサーを吹き(画像、右)、色合わせをしたボディカラーを吹きました。(画像、左)
塗装した部分を磨いていきます。見る角度を変え、磨き足りない部分などを確認しながら仕上げていきます。
磨き作業が終わったら、板金スタッフへ作業を引き継ぎます。
いったん取り外したスライドドアを取り付け、新品パーツのマッドガードも取り付けました。
参考までに、左の画像と比べていただけると、板金、塗装、交換した箇所が、比較出来るかと思います。
取り付けたリサイクルパーツの動作確認をし、洗車をしてご納車となりました。今回はお車の入庫からご納車まで10日程、お時間をいただきました。修理費用:159,159円
I様、この度はご用命ありがとうございました。また、お心遣いありがとうございます。3時のティータイムにスタッフみんなで頂きます。
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